保育士不足はなぜ起きるのか
- 塩原祥暁
- 2020年4月16日
- 読了時間: 1分
保育の道を目指す学生の多くは「子どもが好き」だから。とよく言います。保育を目指してきたのになぜ、辞めてしまうのか。大人とのかかわりが苦手で子どもとならという思いで仕事についたものの、現場では結局、保護者や職員とのかかわりで大人とのかかわりになります。ほとんど辞める理由は人間関係です。業務内容より人間関係が大きな弊害です。そして資格があるから、将来パートで復帰しようという考えの方も実際にいます。また、今は学校に通う際にローン(奨学金)を組んで入学する学生も増えています。要するに借金です。卒業後に返済をしていくには保育士の給料ではカツカツになってしまうというのも離職を加速しています。

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